村の猟師から連絡がありました。
子鹿が罠に掛かったとのこと。
長男・次男とともに
師匠のもとへ駆けつけます。
生きた鹿を仕留める。
立ち会うのは初めてです。
現場に着くと、
ワイヤーに繋がった子鹿が、
跳ねるように暴れていました。
たまにピタっと止まって、
こちらをじっと見る。
うう、見つめないでくれ。
師匠は近くの枝を切り出して、
その場でヤリを作ります。
鹿の前に回り込むと、
一瞬でした。
暴れさせてはいけない。
血が回ります。
ピンポイントで突く。
伝説の猟師の技です。
師匠の指導を受け、
長男が鹿をさばきます。
農業にしても狩猟にしても、
僕よりもむしろ、
息子たちへの指導に力が入ります。
若い世代に受け継ぎたい気持ちが、
ヒシヒシと伝わります。
無事にさばき完了。
あとは美味しくいただきます。
子鹿の肉は柔らかく牛フィレのよう。
さて、
僕らの農園にも、
鹿や猪など、けものが現れます。
害獣被害は村でも切実な問題です。
農業をやるなら避けて通れません。
来年の夏には、
罠の免許を取る予定。
自分で仕留められるだろうか?
あんなクリっとした瞳に見つめられて。
うーん。
まだまだ修行が必要です。
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ジェミニ (木曜日, 07 11月 2024 20:11)
鹿肉ですか、しかも取れたて。
凄いですね。
私も昨年、北海道でエゾシカのステーキを頂きました。
やはり、猟師が一発で仕留めた奴だそうです。
想像以上に美味しかったです。
命を頂くのですから、感謝して頂かなければいけません。
しかし、鹿の被害なども考えると、難しい問題ですね。
うちの庭も被害に遭ってますので、考えます。
時々、鹿さんとにらめっこします。ほぼ、毎週鹿が近くに現れます。
免許、頑張って下さい。
人生、死ぬまで修行です。
銀山 (土曜日, 09 11月 2024 19:56)
ジャミ二さん
一発で仕留める、しかも相手が緊張する隙を与えない、
一流の猟師はスゴイです。
鹿や猪、そのほかの野生動物、
山に住むなら、避けられない問題ですよね。